右向き矢印 プレスリリース

アートラインかしわ2014

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公益財団法人摘水軒記念文化振興財団助成事業
種が密に繁る

会期:

展示:
10月4日(土)〜11月3日(月・祝)
※ ただし最終日は正午まで

トークイベント:
10月18日(土)15:00〜

会場:

展示:
スカイプラザ1階エントランス「光壁」
柏1-1-20

トークイベント:
アミュゼ柏
柏6-2−22

入場料: 無料
問合わせ: アートラインかしわ お問い合わせフォーム
作品

昨年、柏市内のネギ畑から発見された12~13万年前のものと考えられるクジラの化石やサメの歯は、関東地方の広い範囲がまだ海だった頃の名残です。
考古学者はこうして掘り出した骨格化石のひとつひとつを組み合わせて、巨大な生物を再構成します。小さなパーツが無数に連なることで、想像を超えた新たな生きものが見えてくるのです。
今回は描き出した生き物のパーツを「光壁」上で組み上げることによって、柏の街中に巨大な生物の片鱗を出現させます。
銀河は想像を遥かに越えた大きなスケールで存在し、また人間の身体そのものも無数の生物が生きる宇宙の様なスケールを持っています。無数な細部の作り出す集積がひとつの生命体を作るという、銀河や人間の中で繰り返される行為を試みます。(大小島 真木)

プロフィール

大小島 真木/Maki Ohkojima
1987年東京生まれ。美術作家。
作品というのは人々の思考を少しずらしたり、視野を少し変えてみせたりすることの出来る”装置”のようなものであると考え、日々制作中。
ペインティング、壁画、映像などを使って表現している。2011年女子美術大学大学院修士課程卒業。メキシコ、ポーランドにてレジデンス。
主な賞に 2009 年ワンダーウォール賞、2014 年 VOCA 奨励賞。