
公開制作: | 10月11日(土)〜14日(火) 各日 10:00〜20:00 柏タカシマヤT館 3階 エントランスステージ ※ 13日はT館 6階 連絡通路で行います。14日も、天候によっては連絡通路での実施になる可能性があります。 |
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展示【1】: | 10月15日(水)〜16日(木) 10月20日(月)〜28日(火) 各日 10:00〜20:00 柏タカシマヤT館 6階 連絡通路 |
展示【2】: | 10月17日(金)〜19(日) 13:00〜19:00 アミュゼ柏プラザ |
対話による鑑賞: | 10月18日(土)14:00〜15:00 アミュゼ柏プラサ |
入場料: | 無料 |
問合せ: | アートラインかしわ お問い合わせフォーム |
撮影 三村健二
“はみ出し壁画” (The mural beyond the
frame)、それは絵の続きが周りの壁にまで延長され描かれていく制作方法です。
私は絵を描くとき、“ここに描いている絵は大きな世界と物語のほんの一部にすぎないんだな”と、いつも思います。それは心を震わせる様な景色に遭遇した時と似ているのかもしれません。その景色をカメラで撮ろうとしても、写るのはその雄大さの一角に過ぎないように。絵がキャンバスというフレームを越えてはみ出してゆくことは、視野に入っている範囲よりも遥かに大きい世界を見つめていくという行為です。私たちは知っていることよりも遥かに大きな未知の世界の中で生きています。世界を見る視野やアングルを変えていくことで、自分たちが抱いている意識そのものを柔軟にしてゆくことが出来るかもしれません。
そうして描いていくと土地と絵が結びついて、見えていなかった新たな一角が現れてくるのです。 絵が日に日にはみ出し育っていく光景を、人々に目撃してもらいます。(大小島 真木)