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アートラインかしわ2014

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柏商工会議所主催事業
まちデザインシンポジウム 2014

会期: 11月7日(金)
13:30〜17:00
会場: 柏商工会議所4F
東上町7-18
入場料: 無料(要事前申込)
申込み
問合わせ:
柏商工会議所 振興課
tel: 04-7162-3305
締切 :11月4日(火)
作品

アートラインかしわはまちづくりの担い手として活動し、この「まちデザインシンポジウム」ではその様々な未来を模索してきました。
今回のテーマは住民や地権者、事業者が主体となり官民協働で進めるまちづくり、エリアマネジメント。
その大きな課題は二つ、担い手と資金。これらを持続的に解決するしくみづくりこそ、これからのまちの生き残りにつながることと我々は考えています。 米国で生まれたBIDと言うエリアマネジメントの手法は、対象地域で得た賦課金をその地域のまちづくりに戦略的に使えるシステムとして今や色々な国で採用されています。そして日本でも大阪を皮切りにその手法が取り入れられる動きが出てきた今、その最前線で仕組みづくりや研究されている保井美樹氏からその手法についてお話を伺います。また、伊藤達矢氏は福島芸術計画や取手アートプロジェクト、とびらプロジェクトなど様々なアートプロジェクトを手掛けるうちに、アートを介したクリエィテイブなコミュニティ作りがまちづくりに欠かせない創造力、寛容性、主体性をもったひとづくりに貢献していることを実践の場で示し続けています。
実際どのような手法でプロジェクトをすすめているのか、その手法について学んでいきたいと思います。

プロフィール

保井美樹 やすいみき
法政大学現代福祉学部福祉コミュニティ学科教授
福岡県生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科、ニューヨーク大学公共政策大学院都市計画専攻修了、工学博士(東京大学)。
(財)東京市政調査会、米 Institute of Public Administration, World Bank、東京大学先端科学技術研究センター等を経て、04 年 4月より法政大学。2010~11 年には、 London School of Economics 都市地域計画分野の客員研究員。地域自治、官民連携、市民コミュニティが主導するまちづくり事業やその統治の仕組みに関心を寄せる。大学院時代にニューヨーク市の都心部活性化の担い手であるBID(BusinessImprovementDistrict)の調査や設立に関わったことをきっかけに、特に、国内外のエリアマネジメントの研究を行っている。関連する近著として、”Challenges in District Management in Japanese City Centers: Establishing Independent Business Models using Local Resources, ” Journal of Urban Regeneration and Renewal, Vol.6, No.3, Henry Stuart (2013)。
伊藤達矢 いとうたつや
東京藝術大学美術学部特任助教授、「とびらプロジェクト」プロジェクトマネージャー
1975 年生まれ。2006 年 東京藝術大学大学院芸術学美術教育専攻 修了(博士号取得)。現在同大学美術学部 特任助教。 「福島藝術計画×Art support Tohoku-tokyo」(福島県、東京都共催事業/2012 年~)企画・運営などをはじめ多くのアートプロジェクトを手掛ける。 現在、上野公園に集まる9つの文化施設が連携する「Museum Start あいうえの」の企画・運営及び、東京都美術館×東京藝術大学「とびらプロジェクト」マネージャを勤める。