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アートラインかしわ2014

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柏二番街×東京藝術大学学生企画
夜の音楽とささやく声

会期: 10月25日(土)
開場 18:30 開演 19:00
会場: 京北ホール
柏1-4−3 京北ビル
入場料: 前売り 500円 当日 700円
申込み: 件名:予約希望/本文:お名前、メールアドレス、ご人数を明記の上、hannah_nk[@]me.comまでメール送信をお願いします。
作品

shezooが継続的に展開しているライブイベント『夜の音楽』。
夜に相応しい音楽ではなく、夜に内在する音楽を探し求めてきたこのイベントの主旨を汲み取り、これまでになかったパフォーマンスや映像とのコラボレーションという形で展開していくライブイベント。陽の当たる朝が“生”のイメージであるならば、暗闇を抱える夜は“死”の象徴なのだろうか。
夜、その暗闇の中は、生と死を行き来するエネルギーのふきだまりであるとshezooは言う。時間軸を持ってしか成立しえない、音楽という表現手段に立ち向かっていくshezooから生み出される音楽は、恐ろしいほど現実的な描写をしたかと思えば、次の瞬間には非現実的な虚構の世界へと連れ出していくような行為の連続で、それは時にひとつの街を作り上げていくようだと言われている。
そんな彼女にとって、『夜の音楽』という思想は、その世界観の根幹にあるものといっても過言ではない。夜の街にはいつだってささやき声が聞こえる。暗闇のせいか、静けさのせいか、昼間は群れを成していた彼らが、個としてそのアイデンティティを滲み出し、ささやきはじめる。その声はここにしかない、ここでしか聞けない、夜の時間そのものを生み出す。音楽、身体パフォーマンス、映像という、どれも時間軸を伴う表現媒体が絡み合って、そこに思わず立ち止まってしまうような、そんな空間を作り上げたい。(ニカモトハンナ)

プロフィール

shezoo シズ
16歳でミュンヘン国立音楽大学に入学。さまざまなジャンルを超えて活動する作編曲家・ピアニスト。色彩と映像の浮かぶ音楽を心と細胞に届けている。リーダーをつとめる2つのバンド「トリニテ」、「シニフィアン・シニフィエ」。また、「夜の音楽」や「マタイ受難曲プロジェクト」などの企画でライブを展開する。
http://shezoo.cocolog-nifty.com/
大石俊太郎
東京藝大卒。クラシック音楽で習得した幅広いテクニックを発展させ、ジャズ、即興、インスタレーションに至るまで、サクソフォン奏者としてオリジナリティを持ちつつも、どんな環境にも溶け込む柔軟性を持ち合わせ、多くのコンサート、ライブでパフォーマンスを行う。横浜赤レンガ倉庫1号館音楽ディレクター。
http://shntr-oishi.tumblr.com/
ユカポン
桐朋学園大学音楽学部打楽器科卒業。「パーカッションアンサンブルIKAFLY」「マリンバの夕べ」等多くの打楽器イベントを主催。ノンジャンルの打楽器奏者として活動中。参加型リズムアクティビティ「ドラムサークル」の普及にも力を入れている。リズム教育研究所勤務。ドラムサークルファシリテーター協会事務局。
http://ikafly.jimdo.com/

振付:青木日紗子
企画・演出:ニカモトハンナ